ロッテの根元俊一内野手(23)とオリックスの本柳和也投手(31)の交換トレードが成立し、1日、両球団が発表した。中堅層の安定した右投手を探していたロッテと、左の若手内野手を探していたオリックスの思惑が一致した。
根元は2005年に埼玉・花咲徳栄を経て宮城・東北福祉大から大・社ドラフト2位でロッテ入団。ルーキーイヤーの2006年にはファームで首位打者を獲得。2007年は一軍で34試合に出場して.266をマークした。安定した投球が持ち味の本柳は埼玉・春日部共栄高から城西大、日本通運を経て、01年にドラフト9巡目でオリックス入団。昨季は出場49試合で防御率3.21だった。
オリックスの中村球団本部長は「根元はバットコントロールがあるし、以前から興味があった。本柳もロッテに入った方がチャンスが増える」と話した。
▼ロッテ・根元俊一内野手の話 複雑な気持ちです。早く新しいチームの一員になれるように頑張りたい。
▼オリックス・本柳和也投手の話 とてもビックリしています。自分の持ち味を出せるように努力します。
|